インド料理の世界

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インドといっても広い。全てのインド料理を食べ尽くすことができるわけではないのだが、1週間程度の海外旅行でも日本とは違った体験ができる。個人が体験したちょっとしたインド料理体験記です。

チベット料理

どことなく中華料理っぽいインド料理

デリーには、ディッリー・ハートというインド各州の名産品を売っている市場がある。コンノートプレイスからタクシーなどで15分から20分程度の距離にある。入場料を払って入るので、安心して買い物をすることができる。また、各地方のイベントなんかもやっているので、お手軽にインド全体を旅行したような気分が楽しめる。

ここで土産物を物色したついでにチベット料理を食べることにした。正式にはインド領ではないが、中国の迫害から逃れてきたチベット人が暮らしている。

有名なのは焼きそば風のめん料理だ。さすがに箸はなく、といって素手で食べるということもない。チベット料理はトウガラシを使っていて辛いというのが前評判だったのだが、実際に食べてみると単なる中華料理のような感じだった。

銀色の小さな鉢にトウガラシペーストが入っていて、これをかけて辛さを調整するのではないかと思う。

一緒に頼んだのはモモだ。この水餃子のような食べ物は、いろいろな呼ばれ方をしているが、内容は大体似ているように思う。韓国では「マンドゥ」と呼ばれ、ロシアでは「ペリメニ」と言う。